スミレコンゴウインコ
(菫金剛インコ)

(別名:スミレコンゴウ、ヒヤシンスコンゴウ)

(学名:Anodorhynchus hyacinthinus  英名:Black macaw , Blue macaw , Hyacinth macaw)



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スミレコンゴウインコ(スミレコンゴウ、ヒヤシンスコンゴウ) スミレコンゴウインコ(スミレコンゴウ、ヒヤシンスコンゴウ)
オウム目
インコ科
体長
90〜100cm
尾長

体高

体重
1.4〜1.7kg
分布
ブラジル固有種
食べ物
食性は植物食で、主にヤシの果実を食べますが、陸棲の貝類を食べた例もあります。
主な特徴
サバンナや湿原、開けた環境の周囲にある乾燥林などに生息しています。
ペアもしくは小規模な家族群を形成して生活し、渡りは行いませんが、アマゾン川流域の個体群は
季節によって長距離移動することもあります。
地面で採食し、尾羽を低く保ったまま短い足で軽快に歩きます。

全身がコバルトブルー(すみれ色)の体色をしていて、最も大きなインコです。
クチバシは大変大きく強力で、骨を砕くほどです。

ヤシの木などの樹洞や壁の岩の隙間などに巣を作ります。7〜12月に2個の卵を産み、抱卵期間は
27〜30日、育雛期間は105〜110日です。
一夫一妻で繁殖し、番(つがい)は生涯同じ相手です。

羽は青く見えますが本当は青くはなく、青の光を反射しているだけです。これを「構造色(こうぞうしょく)」
といいます。羽は裏から見ると真っ黒です。

農業や牧畜による生息地の破壊、羽毛用や食用、ペット用の乱獲などにより生息数は激減しています。
ブラジルでは法的に保護の対象とされており、巣箱の設置、エコツーリズムなどの保護対策が進められて
います。1997年におけるパンタナルでの生息数は5,000羽以下、マンガベイラス山地での生息数は
1,000〜2,500羽と推定されています。
1987年にワシントン条約附属書Iに掲載されました。
絶滅危惧種(IUCN レッドリスト 絶滅危惧種 EN)です。

寿命は30〜35年です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東・北海道)
千葉市動物公園 等

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