目 | ツル目 |
科 | ツル科 |
体長 | 125〜150cm (翼開長)220〜250cm |
尾長 | 2〜3cm |
体高 | |
体重 | 6〜9kg |
分布 |
日本(北海道東部)、ロシア南東部、中華人民共和国、大韓民国北部、朝鮮民主主義人民共和国 日本では周年生息する留鳥です。 |
食べ物 | 食性は雑食で、昆虫、甲殻類、貝類、魚類、カエル、植物の茎、種子などを食べます。 |
主な特徴 |
湿原、湖沼、河川など、水の近くを好みます。 冬季には家族群もしくは家族群が合流した群れを形成します。 オスが長く1回鳴いたあとに、メスが短く2〜3回鳴くことを繰り返し、これにより縄張りを主張したりペアを 維持するのに役立つと考えられています。 頭頂には羽毛は無く、赤い皮膚が裸出しています。タン(丹)は「赤い」の意で、頭頂に露出した皮膚に 由来しています。 アイヌの人々にはサルルンカムイ(湿原の神様)と呼ばれていました。 鳴声は、オスは「クッ クッ」、メスは「クァッ クァッ」と鳴きます。 湿原や浅瀬に草や木の枝などを積み上げた直径150cm、高さ30cmに達する皿状の巣を作り、日本では 3〜5月に1〜2個の卵を産みます。オスメス交代で31〜36日間抱卵し、ヒナは孵化してから約100日で飛 翔できるようになります。 1964年に北海道の道鳥に指定されています。 1967年に国の特別天然記念物に指定されています。 野火や開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数は減少しています。 ワシントン条約附属書Iに記載され、取引は厳しく制限されています。 環境省レッドリストにより、絶滅危惧II類(VU)(危急種)に指定されています。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) | 上野動物園、千葉市動物公園、井の頭公園 等 |