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目 | スズメ目 |
科 | ツグミ科 |
体長 | 28〜30cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 |
シベリア東南部から中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季はインド東部からインドシナ半島、フィリピン などに渡り越冬します。オーストラリア、ニュージーランドにも分布しています。 日本では留鳥または漂鳥として周年生息し、北海道には、夏鳥として渡来します。 |
食べ物 |
食性は雑食で、雑木林などの地面で、積もる落ち葉などをかき分けながら歩き、土中のミミズや昆虫類など を捕食することが多く、冬季には、木の実も食べます。 |
主な特徴 |
主に丘陵地や低山の広葉樹林に好んで生息していますが、林の多い公園などでも観察されることがあり ます。積雪の多い地方にいるものは、冬は暖地へ移動します。 トラツグミは、かつてはヌエと呼ばれていました。ヌエとは想像上の動物で、頭は猿、身体はタヌキ、尾は蛇、 手足は虎に似ているという、まさに妖怪です。 初夏の頃に、森の中で夜中に細い声でヒー、ヒョーなどと気味の悪い声で鳴くため、ヌエが鳴いていると思わ れていたのです。最近ではUFOの音と間違われることもあります。 ツグミの中では最も大きく、ヒヨドリほどの大きさです。全身に白、黄色、黒のうろこのような細かい模様があ り、飛ぶと、尾の先の両側に白い模様、翼の下に黒い帯があります。 木の枝の上に、コケ類や枯れ枝で椀形(わんがた)の巣を作り、4〜7月に3〜5個の卵を産みます。 約14日で孵化(ふか)し、約14日で巣立ちます。 ヒナにはクチバシいっぱいに沢山のミミズをくわえて巣に運びます。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東・北海道) |